自己肯定感が低いことは仕方ないと諦めていませんか?
自己肯定感が低いのは生まれつきではありません。
家庭環境や幼少期の経験で自己肯定感が低い人もいますが、職場の環境など大人になってからの人間関係で自己肯定感が下がることもあるんです。
そして、一緒にいるだけで自己肯定感が下がってしまう人が存在します。
そんな人と一緒に過ごすだけで自分に自信がなくなり、ネガティブになってしまうでしょう。
自分らしく伸び伸びと生活するためにも自己肯定感が下がる人はどんな人なのか理解し、付き合い方を考えましょう。
一緒にいると自己肯定感が下がる人の特徴
自己肯定感は周りの環境にも大きく左右され、一緒にいると自己肯定感が下がってしまう人がいるのです。
一緒にいると自己肯定感が下がる人の特徴は以下の3つあります。
- ネガティブな発言が多い
- 他人の行動や言葉を否定ばかりしている
- 常に人と比較する
ネガティブな発言が多い
ネガティブな発言が多い人と一緒にいると自己肯定感が下がってしまいます。
負の感情は伝染するのでネガティブな意見が多い人は伝染するのです。
特に感受性の高いHSPの人は周りの人の感情に影響を受けやすいでしょう。
ネガティブな感情が伝染してあなたまで自信を失ってしまう可能性があるのです。
HSPについて解説しているので気になる方はぜひ参考にしてみてください。
他人の行動や言葉を否定ばかりしている
他人の行動や言葉を否定ばかりする人と一緒にいると自己肯定感が下がります。
そうじゃなくて〜。
でも、〇〇じゃないよね〜。
など、あなたの発言に必ず否定的な言葉から始まる人はいませんか?
常に否定され続けると徐々に自信がなくなってしまいます。
また、純粋に否定されると気分が良くないですよね。
一緒にいて苦痛な人と過ごすだけでストレスになり、精神的な負担になってしまいます。
常に人と比較する
常に人と比較する人と一緒にいると自己肯定感が下がってしまいます。
他人と比較し、負けないように努力する人は問題ありません。
しかし、他人の粗を探し悪く言ったり、自分が他人より秀でている点をひけらかす人と一緒に過ごすことはおすすめしません。
あなたはあなたのままでいいんです。誰かと比べていたらキリがありません。
偉そうなあの子よりも勉強や運動ができる人は山ほどいるから、マウント取られたところでしょうもない。私は自分が納得するところまで努力できればいいや。
この考え方ができるようになってから楽になりました。上には上がいるので、自分を見下してくる相手も世界を見れば大したことはありません。
なんでも比較してマウントをとってくる人は気にせず深く関わらない方が良いでしょう。
自己肯定感を下げる人への対処法
自己肯定感が下がるような人が近くにいるとき、どう対処すべきかご紹介します。
距離を置くことが一番ですが、社会に出て生活しているとそう簡単ではないでしょう。
どうしても自己肯定感が下がってしまってつらい、ストレスが溜まるそんなあなたへおすすめの方法3選です。
- 否定的な言葉は聞かない
- 気分転換や嫌なことを忘れる方法を見つける
- 溜まったストレスや嫌な記憶を書き出す
否定的な言葉は聞かない
自分のことを否定してくるような言葉は聞かないようにしましょう。
親切なアドバイスなどはしっかり受け止めて、より良い方向に変えていくことは良いでしょう。
しかし、世の中親切な人ばかりではありません。
自分が気に入らないから悪く言ってくる人もたくさんいます。意見が全く合わない人もいるでしょう。
こんな人もいるのね〜。
これくらい軽く受け流すと良いでしょう。「あなたは否定するけど私はこれが正しいと思う」と自分を信じてあげましょう。
どうしても相手の意見を聞いてしまい傷つくなら、部署を変えてもらうなど否定的な言葉が多い人と距離を置くのも良い方法ですよ。
気分転換や嫌なことを忘れる方法を見つける
嫌なことがあったときに気分転換して忘れることも大切です。
苦手な人と全く関わらないことは難しいでしょう。学校や仕事に行けば嫌なことも少なからずあります。
そんなとき自分らしくリラックスできる方法があると精神的なダメージが少なくてすみます。
私は趣味に没頭することがおすすめです。嫌なことは考えないようにしてもついつい考えてしまいます。
何も考えないように編み物やプラモデル作りなど別の作業に集中すると嫌なことが頭から抜けるのでおすすめですよ♪
溜まったストレスや嫌な記憶を書き出す
嫌なことがあったら溜め込まずに吐き出しましょう。
私は言葉で伝えることが苦手だったので1人で日記に書き出していました。
書くだけで「何をされて嫌だったのか」自分でもモヤモヤしていた気持ちが理解できて少しスッとします。
自分がされて嫌なことなど理解していると対処もできるようになってくるのでおすすめですよ!
自分らしく生きるために
自分のことを認める、自分らしく生きよう、と言われても簡単には変われませんよね。
自分なんて、というネガティブな考え方をポジティブに変えるのは難しいです。
そんなあなたへこちらの本がおすすめです。韓国で70万部売り上げ、日本でも話題になりました。
人からどう見られているか気にすることをやめた、自分からみじめになってはいけない、と刺さる言葉がたくさんあります。
この本を読むと自分の生きづらさを認めてもらえた気持ちになります。
急に自分を変えることは難しいのですが、この本を読んでいるときは心が穏やかになれたのでおすすめですよ。
自己肯定感が下がるとどんな危険があるのか
自己肯定感が下がるとさまざまなデメリットがあります。
デメリットは以下の通りです。
- チャレンジ精神が下がる
- 承認欲求が高まり依存的になる
- 無気力になる
- 人のために努力できなくなる
チャレンジ精神が下がる
自己肯定感が下がるとさまざまなことに挑戦できなくなってしまいます。
自己肯定感が低いと自分に自信がなくなり「挑戦してもうまくいくはずがない」と否定的になってしまいます。
挑戦するだけ無駄。
と言いながら興味のあることにも挑戦できなくなってしまいます。
私も昔そうでした。「どうせ無理」と言いながら挑戦している人が羨ましくて嫌味を言ってばかりでした。
嫌味なことばかり言っていると周りの人から嫌われてしまい良いことが何もありません!
また、自己肯定感が低いと一度の失敗を引きずってしまうことが多々あります。
失敗することは悪いことではありません。しかし、自己肯定感が低いとマイナスな感情を引きずってしまい、挫折が怖くなり挑戦できなくなってしまいます。
失敗したくないから挑戦したくない。
このように考え新しいことに挑戦できなくなってしまいます。
承認欲求が高まり依存的になる
自己肯定感が低いと承認欲求が高まり、他人に依存的になってしまいます。
自分に自信がないと「認められたい」という感情が強くなってしまいます。
他人からの評価で自分の価値を確かめようとするのです。
周りの人からの評価を気にするあまり、成果を上げることよりも周りから褒められることをするようになってしまうこともあります。
また、人に「認められる」ことに依存的になってしまい、他人に自分の幸せが左右されてしまいます。
無気力になる
自己肯定感が低いと無気力になってしまうこともあります。
どうせ頑張っても無駄だし、何もやる気が起きない。
自分に自信がないので努力しても結果が出ないと思い込んでしまいます。
そうすると努力することが意味のないように感じてしまい無気力になってしまいます。
何事も努力しないと成し遂げられないでしょう。無気力からうつ病を発症してしまう可能性もあるのです。
人のために努力できなくなる
自己肯定感が低いと人のために努力できなくなってしまいます。
自分なんて誰の役にも立たないんだ。
このようなネガティブな感情から誰かのために行動することへ消極的になってしまいます。
あの人は人のために行動しない薄情な人なんだ。
と、悪い印象を抱かれてしまうことも少なくありません。
自信のなさからくる消極的な行動であると理解してもらえないと、冷たい人に思われてしまう可能性もあります。
自己肯定感が下がるとあなた本来の能力が発揮できず、魅力が伝わらなくなってしまいます。
人生を豊かにするためにも自己肯定感を高く保つことは大切です。
まとめ
- 自己御肯定感を下げる人の特徴は、ネガティブな発言が多い、他人の行動や言葉を否定ばかりしている、常に人と比較するなどがある
- 自己肯定感が下がって締まったときの対処法は、否定する言葉を聞かない、気分転換する、嫌なことを書き出すなどするとがおすすめ
- 自己肯定感が下がると新しいことに挑戦できなくなる、承認欲求が高まり他人に依存するようになるなどの危険がある
- 自己肯定感が下がると「何やっても無駄だ。自分は才能がないから」と無気力になりうつ病を発症する可能性がある
自己肯定感が低いといろんなことを諦めてしまい、あなたの本当の実力が発揮できなくなってしまいます。
それだけでなく自信のない言動から周りの人からの信用も無くなってしまいつらい思いをするかもしれません。
一緒にいるだけで自己肯定感が下がる人がいるので距離感など気をつけましょう。
自己肯定感を高めより豊かな生活になる参考に少しでもなればと思います。
自分らしく生きていい、そう思わせてくれる本をご紹介しました。
少し寝転がりながらのんびりとした気持ちで読むことができます。
1ページの文字数も多くないので活字が苦手な人でも読めるでしょう。
ぜひ息苦しさを感じているなら読んでみてくださいね♪
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