暑くなってくると日焼け止めを使う機会が増えてくるでしょう。
あなたはしっかり日焼け止めを落とせていますか?ちょっと残ってる気がするけどまぁいいか、そう思っているあなた、ちょっと危険です。
日焼け止めはクレンジングでちゃんと落とさないと肌荒れの原因になってしまうこともあるんです!
正しい日焼け止めの落とし方を大人、子供両方の場合でご紹介します。
肌を守るために正しい日焼け止めの落とし方を実践してみましょう♪
- 日焼け止めをしっかり落とさないとどうなるのか
- 日焼け止めの正しい落とし方
- 子供の場合の日焼け止めの落とし方
日焼け止めをちゃんと落とさないと肌荒れの原因に?
日焼け止めには紫外線吸収剤や紫外線錯乱剤が入っていることが多く、肌に残ってしまうと化粧品と同じで酸化してしまいます。
酸化することで肌に悪い影響があるんです。
- ニキビやかぶれなどの肌荒れが起きる
- 乾燥しやすくなる
- 毛穴の黒ずみの原因になる
ニキビやかぶれなどの肌荒れが起きる
日焼け止めをしっかり落とさず、長時間経過すると皮脂や汗と混じり合ってかぶれやすくなったりニキビができやすくなってしまいます。
特に肘や膝の裏は日焼け止めが溜まりやすくしっかり落とせていないことが多く、かぶれやすい場所です。
一度かぶれて掻いてしまうと痕になってなかなか治らなくなるので気をつけましょう!
乾燥しやすくなる
特に紫外線カット力の使いウォータープルーフタイプの日焼け止めは乾燥しやすいです。
例え紫外線から守る効果がなくなっても肌に残り、乾燥の原因になってしまいます。
乾燥からシワやたるみが引き起こされる可能性もあるので注意が必要です。
毛穴の黒ずみの原因になる
長時間日焼け止めを放置すると徐々に酸化し化粧品と同じように毛穴の黒ずみを引き起こす可能性があります。
帰宅したらすぐに日焼け止めを落とすなど、できるだけ日焼けどめをしている時間が短い方がいいでしょう。
正しい日焼け止めの落とし方
日焼け止めを綺麗に落とすには男性も女性もクレンジングを使った方がいいんです。
石鹸で落とせるやつもクレンジングが必要?
日焼け止めの種類によっては石鹸で落ちるもの、お湯で落ちるものなどがありますよね。
私も石鹸で落ちるタイプを使用していますが実は結構落ちません。
簡単に落ちたら汗とかでも落ちて日焼け止めの効果弱そうだもんね。
簡単に落ちないからゴシゴシと擦ってしまっては逆に肌にダメージを与えてしまうのでNGです!
優しくクレンジングで落とすのが一番肌にとって優しい方法です。
適切なクレンジングの選び方
クレンジングは日焼け止めの強さでも変わります。
＜SPSやPAが高い日焼け止め、ウォータープルーフの日焼け止め＞
強い日焼け止めや水に強いウォータープルーフの日焼け止めはよりしっかり落とせるようにオイルタイプのクレンジングがおすすめです。
オイルタイプはクリームなどと違って吸着力があり浄化力も強い特徴があります。
＜SPA30、PA＋＋くらいの普段使いの日焼け止め＞
クリームやゲルタイプのクレンジングでもしっかり落とせます。
この時顔用と体用は分けても構いません!特に体は顔ほど繊細ではないので美容成分のたくさん入った高額なものではなくプチプラのものを使用しても十分落とせます♪
クレンジングを使った正しい日焼け止めの落とし方＜大人＞
クレンジングは顔→首→体の順番で行います。
＜顔の日焼け止めの落とし方＞
- 【女性、メイクをしている人の場合】ポイントリムーバーで目元のメイクを取る
- クレンジングを適量手にとる
- 手のひらで馴染ませてから顔につけて顔全体に馴染ませる
- 手を水ですすいで濡らし、濡れた手で顔を押さえてクレンジングに水を馴染ませる
- クレンジングが白くなったら綺麗に洗い流す
- 洗顔やボディーソープで洗う
1．【女性、メイクをしている人の場合】ポイントリムーバーで目元のメイクを取る
目のメイクは他の部分より濃いので先に簡単に目元だけ化粧を落としましょう。
おすすめのポイントリムーバーはカネボウ化粧品のルナソルポイントリムーバーです。濃いメイクでも綺麗に落とせてコンパクトなので旅行なども持ち運びにも最適です♪
マツエクを使用している人はマツエク専用のポイントリムーバーを使用してください。
2．クレンジングを適量手にとる
適量はクレンジングの種類やメーカーによって異なります。説明欄と見て適切な量を使用してください。
多ければいいわけではないので注意しましょう。
3．手のひらで馴染ませてから顔につけて顔全体に馴染ませる
特にバームの場合は手のひらで混ぜるように馴染ませると体温で溶けてトロトロになります。それから顔全体に馴染ませます。
この時擦る必要がありません。馴染ませるだけでも十分ですが毛穴が気になる人、または不安な人は優しく数回肌を撫でるように日焼け止めを落としましょう。
あまり長い時間クレンジングをしていると肌に良くないのであんまりたくさん擦ってはダメですよ!
4．手を水ですすいで濡らし、濡れた手で顔を押さえてクレンジングに水を馴染ませる
クレンジングは水を含ませることで乳化します。
乳化とは油断混じり合うことのない水と油を混ぜることを言います。
化粧品にはオイルが含まれており、脂やタンパク質でできた肌に良く馴染んでいます。
そこにオイルのたくさん含まれたクレンジング剤を付けることで化粧品を浮かせます。
しかし、ここの段階で水ですすいでもそもそも油と水は混ざらないので良くすすげないのです。
そのために、乳化して水と馴染みやすくしてクレンジングオイルや化粧を落としやすくします。
クレンジングをしてもなんかベタついたりスッキリしないあなたはもしかしたら乳化が足りないかもしれません。
乳化は手を水で濡らし、その水をクレンジングと馴染ませるだけで十分です。
あまり水が多すぎてもうまく乳化しません。乳化するとクレンジング剤が白く濁るので鏡で確認してみてください。
5．クレンジングが白くなったら綺麗に洗い流す
白く濁ったら乳化された合図です。しっかり洗い流しましょう。クレンジングをしている時間は短い方がいいですが、洗い流す時間は長い方がいいんです。
ここでちゃんと洗い流さないと残ってしまうので髪の生え際などしっかり落としましょう。
6．洗顔料やボデイーソープでしっかり洗う
この時たくさんの泡を立てて優しく洗いましょう。擦ってしまうと肌のストレスになりシミなどの肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
- クレンジングで落とした後はしっかり保湿をする
- 体は顔より美容成分の少ないプチプラのもので十分
体もクレンジングするとすぐになくなってしまうので体に使うクレンジングは安いやつでも大丈夫です!その代わり保湿は夏でもしっかりしましょう♪
首や体は顔のクレンジングのやり方の「1．ポイントリムーバーで目元のメイクを取る」工程をしないだけです。
クレンジングを使った正しい日焼け止めの落とし方＜子供＞
- ベビーオイルを馴染ませて日焼け止め成分を浮かせる
- ぬるま湯で濡らし、軽く絞ったタオルで優しく拭き取る
- 洗顔する
1．ベビーオイルを馴染ませて日焼け止め成分を浮かせる
子供の肌は大人より敏感なのでクレンジングではなくベビーオイルがおすすめです。
2．ぬるま湯で濡らし、軽く絞ったタオルで優しく拭き取る
ベビーオイルはクレンジング剤と違って乳化しません。だからこそ水で流しても完全に落とし切ることは難しいんです。
浮かした汚れとオイルを優しく濡らしたタオルで拭き取りましょう。
3．洗顔、ボディーソープで体を洗う
しっかり洗い流すために石鹸で洗いましょう。子供でも使える肌に優しい洗顔料もあるのでぜひ気になった方は見てみてください。
大人と同じ洗顔料は小学校高学年くらいから使えます。それまでは子供でも使えるものを選んであげてください。
- 夏でも保湿をしっかりする
どうしてもベビーオイルや洗顔を嫌がる場合は拭き取りシートもあります。ゴシゴシ擦らず優しく拭いてあげてください。
ちゃんと日焼け止めが落ちているか確認するポイント
- 水を弾いていないか
- 肌の色は白くないか
- 日焼け止めの匂いはしないか
＜水を弾いていないか＞
特にウィータープルーフタイプは水を弾きます。日焼け止めを塗った場所が水を弾いていたらまだ日焼け止めが残っている証拠です。
＜肌の色は白くないか＞
日焼け止めの種類によっては肌のトーンが白くなるものがあります。
日焼け止めを塗っていない場所と比べて白い時はまだ落としきれていない可能性があります。
＜日焼け止めの匂いはしないか＞
香料があるものはわかりやすいのですが日焼け止め特有の匂いがあります。
匂いが残っている場合はもう少ししっかり落としましょう。
まとめ
- 日焼け止めはクレンジングを使ってしっかり落とさないと肌荒れや毛穴の黒ずみの原因になる
- クレンジングは適量とって顔・体に馴染ませ少量の水で乳化させてからぬるま湯で洗い流す
- その後洗顔やボディーソープでしっかり洗う
- 夏でも保湿をしっかりする
- 子供の場合は肌に優しいベビーオイルがおすすめ
地球温暖化と共に紫外線も強くなり日焼け止めが手放せなくなってきました。
日焼け止めはきちんとクレンジングで落とさないと肌荒れの原因になることがあります。
一度肌が荒れると治るまでに長い時間がかかってしまいます。きちんと手入れをして肌を大切にしましょう♪
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